太陽光買取が終了した今おすすめの新しい使い道(売電先・蓄電池)

太陽光買取期間(FIT期間)は通常10年で終了します。もうすぐ10年経つ方や既に10年過ぎた方は、その後の太陽光発電の使い道を決めていますか?

太陽光買取期間が終わった後にすべきことは大きく2つだと筆者は考えます。

「新しい買取先を探すこと」と「出来るだけ自宅で使うこと」

何も考えないと知らぬ間に損をしてしまうかもしれません。是非この機会に太陽光買取期間が終わった後のことを考えてみては如何でしょうか。

目次

電力会社の太陽光買取期間は10年で終了

現在、新たに太陽光発電を設置された場合は、通常「固定価格買取制度(FIT制度)」と呼ばれる制度を利用される方がほとんどです。

FIT制度とは、電力会社が一定期間買い取ることを国が約束している制度であり、太陽光発電システムをより普及させるために2012年から始まりました。

買取期間について10年と書きましたが、実際には太陽光発電システムの容量により、異なります。システム容量が10kW未満の場合は10年間ですが、10kW以上は20年間の固定価格買取になります。

ただ家庭用として自宅の屋根に設置される方の大半は、それほど多く載せられないので、10kW未満になるかと思います。

ちなみに売電単価も10kW以上と10kW未満で異なっており、10kW未満の方が高めに設定されています。この単価に関しては、毎年下がっており、2022年度は10kW未満は1kWhの発電に対して17円で売電できます。この金額は申請が承認されたときの単価で固定になりますので、来年単価が下がっても17円で承認されていれば、17円のまま10年間売電し続けられます。これが固定価格買取制度です。

2021年度2022年度2023年度
10kW未満19円/kWh17円/kWh16円/kWh
10kW未満の太陽光発電買取価格

太陽光買取制度の現状は以下の記事でも取り上げてますので参考にしてみてください。

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10年終了したらどうなるの? →新しい買取先を選べます

電力会社の10年間の固定買取期間が終了すると、今まで売電していた電気が無駄になってしまうかというとそうではありません。

実はその余った電気を買い取ってくれる会社がいろいろとあります。2016年から始まった電力自由化によって「新電力会社」と呼ばれる新しい電気事業者が参入しており、その中から新しい買取先を選べるようになります。選んだ電力会社と契約することでその電力会社に新しい単価で売れます。

買い取り先は様々

ただし、今までの10年間同じ金額で買取ではなく、電力会社により固定での買取期間が変わります。契約する電力会社によって条件が変わりますが、見ていると「1年毎」に更新タイミングを設けているところが多いような気がします。

大電力会社によっては、FIT期間が終了すると自動的に新しい単価に切り替わってしまうことがあります。違う電力会社に切り替えたい場合は切替の手続きが必要になります。

今おすすめしたい買取先(東京電力エリアの場合)

実際のところ、どこに買い取ってもらうのがいいのか悩むところだと思います。地域によって買取を行っている電力会社が異なったり、住宅メーカーなどが独自で入居者向けに買取を実施しているケース等もあり、一律にどこが良いというのは難しいかもしれません。

1つ紹介として東京電力エリアに限定されますが、2022年8月にかなりお得な太陽光買取単価設定を発表されたところがありましたので、挙げたいと思います。

京葉ガスが発表されたのが「プラチナプラン」

買取単価がなんと 13.8円/kWh でありかなり高めの設定(参考として東京電力の買取は8.5円/kWhです)

また加入の条件は東京電力の送配電地域であることのみでその他の京葉ガスの電気やガスに加入しなくてはいけないなどの条件が一切ないです。

京葉ガス
太陽光発電の買取(卒FIT含む)プラチナプラン|京葉ガス 京葉ガスの太陽光発電の買取(卒FIT含む)プラチナプランのページです。

FIT終了した方を「卒FIT」と呼ぶことが多いのですが、「卒FIT」と検索すると地域毎に買取を実施している電力会社がたくさん出てきますので調べて頂くのがいいと思います。

売るよりも発電した電気は出来るだけ使った方がおトク

発電した電気はなるべく自宅で使った方が良い理由

ここまで、「FIT期間が終了した方は新しい買取先が選べます」と言いましたが、実は太陽光発電の一番おトクな使い方は出来るだけ電気を自宅で使うことです。

先ほどの京葉ガスの買取単価は高くて非常におトクですが、それでも売っても13.8円/kWhにしかならず、例えば東京電力のオール電化住宅向けの料金単価を見ると夜間の安い時間帯であったとしても15.12円/kWhで買う必要があります。

電力会社プラン基本料金夜間朝/晩昼間
東京電力電化上手
(22年10月以降)
2200円15.12円/kWh25.94円/kWh夏季
:34.16円/kWh
その他季
:30.67円/kWh
東京電力スマートライフL2288円17.78円/kWh25.80円/kWh
基本料金は契約容量 8kVAとして算出

またこれとは別に再エネ賦課金単価が購入する電気にはかかります。更には、最近のエネルギー高騰に伴い、上昇傾向にある燃料費調整額もかかってきます。

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これらを合わせると2022年9月現在の東京電力のスマートライフL プランの夜間の単価は

夜間単価 17.78円/kWh + 燃料費調整額 6.5円/kWh + 3.45円/kWh = 27.73円/kWh 

となります。一番安い夜間でも京葉ガスの買取金額の倍近くかかる計算になります

しかし、発電した電気を使おうと思っても昼間に発電した電気は昼間にしか使えません。

どうしたらよいか? その答えが「蓄電池」です。

太陽光買取期間終了後は電気を貯められる蓄電池がおすすめ

蓄電池は、簡単に言えば、大きな乾電池を想像してもらったら分かりやすいと思いますが、災害で停電した時も電池に電気がたまっていたら家の電気を賄うことが出来る大変便利な設備です。

もちろん停電の時だけではなく、普段も電気を使うことが出来ます。特に太陽光買取期間が終了したあとは発電した電気を貯めておくことで、昼間に使い切らなくても夕方や夜にかけて電気をたくさん使う時間帯に蓄電池から電気を放電できます。

電気代がますます高騰する中で自宅で出来るだけ電気を使うために蓄電池を入れて頂くのも一つの選択肢だと思います。

以下のサイトで簡単に蓄電池の見積もりができるようなので一度検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

2022年1月からブログ執筆開始。
普段は、メーカー系の会社で新商品企画の仕事をしています。
新しいモノ、サービス全般に関心が高い。
現在子育て中。

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