popIn Aladdin2（ポップインアラジン2）電気代はいくらかかる？

2022年7月2日2023年8月14日

普通のテレビからポップインアラジンに買い替える際に、電気代が高くなるのかどうか考えるというのは、気になるポイントだと思います。

この記事では、ポップインアラジンの電気代でかかる金額とテレビと比較したときにどのぐらい違いがあるのかを検証しています。購入検討の際の参考にして頂ければ幸いです。

popIn Aladdin2（ポップインアラジン2）でかかる電気代

使用時の電力

ポップインアラジンの電気代については、ポップインアラジンの公式ホームページに記載されています。以下公式よりpopIn Aladdin2の電気代についての記載を引用します。

電気代は以下の通りです。

popIn Aladdin 2　照明のみ：約1.1円/時　照明+プロジェクター：約3.6円/時

※全て新電力料金目安単価で27円/kWh（税込）で計算しています。数値は目安であり、実際の使用方法や環境により異なります。
popIn Aladdin2（ポップインアラジン2）公式ホームページ情報

金額で示す方がわかりやすいですが、契約している電気料金プランによって変わってきますので、公式値を使用電力で示すと以下のような表で示せます。

	電気代換算 ※27円/kWhの時	使用電力
照明のみ	約1.1円/時	約41W
照明＋プロジェクター	約3.6円/時	約133W

となります。計算するときに料金単価を上の数字にかけてあげれば計算できます。

テレビなどは省エネ性能などを測る基準として、年間消費電力量を省エネ法に基づいて家庭での平均視聴時間を基準に算出（現在は1日 5.1時間）されていますが、仮にその基準を当てはめると年間の光熱費は以下のようになります。

3.6円/時　×　5.1時間　×　365日　＝　約6,700円

あくまでも目安なので、実際の光熱費の単価や使用環境によって変わる場合があるので、参考としてご覧ください。

壁スイッチON時の待機電力

壁スイッチをつけている状態だと、照明や映像を投影していなくても常に待機電力がかかってきます。待機電力についても公式ホームページに記載があるので、引用しています。

壁スイッチONの待機電力：0.5W

1kWh単価を27円で計算すると　0.0135円/時となります。

※新電力料金目安単価27円/kWh

※数値は目安であり、実際の使用方法や環境により異なります。
popIn Aladdin2（ポップインアラジン2）公式ホームページ情報

待機電力もわかりやすく、表でまとめると以下のようになります。

	電気代換算 ※27円/kWhの時	使用電力
待機電力	0.0135円/時	0.5W

仮に一年間ずっと待機電力のまま放置したとすると電気代は、単価が27円/kWhの場合

0.0135円/時×24時間×365日＝ 118円

となります。おおよそ缶ジュース一本分ぐらいの金額ですね。

テレビとポップインアラジンの電気代比較

この数字だけ見てもポップインアラジンの電気代が高いのか安いのか分からないと思うので、テレビの視聴にかかる電気代と比較してみたいと思います。

テレビの種類は今は「液晶テレビ」と「有機EL」がありますが、また発売時期、メーカー、テレビの大きさによっても省エネ性能は変わりますが、最新機種の中で「液晶テレビ」と「有機EL」の年間電気代とポップインアラジンを比較してみたいと思います。

数値は、「省エネ型製品情報サイト」（経済産業省資源エネルギー庁）の値を基に算出しています。

メーカー	種類	機種	テレビサイズ	画素数	消費電力量（kWh/年）	年間電気代（円/年）
Hisense	液晶	40A30H	40インチ	2K	67	1,810
TCL	液晶	50P735	50インチ	4K	103	2,780
TCL	液晶	75P735	75インチ	4K	170	4,590
ソニー	有機EL	XRJ-42A90K	42インチ	4K	124	3,350
ソニー	有機EL	XRJ-77A80K	77インチ	4K	274	7,400

出典：「省エネ型製品情報サイト」（経済産業省資源エネルギー庁）（http://seihinjyoho.go.jp/）

先ほどの計算より、ポップインアラジンは年間約6,700円ほどだったのに対して、テレビサイズが50インチ以下のものは、電気代で言うと半分ぐらいで済むようです。筆者の自宅では、ポップインアラジンは70インチのサイズで使用しているので、そのぐらいの大きさのテレビと比較すると有機ELと比べると少しポップインアラジンの方が安いようです。