2022/4/27に新モデル「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」の発表会がyoutube上で行われました。筆者もユーザーとして気になり動画の方を視聴してました。
新モデルがどういう進化をしたのか、また今後ポップインアラジンはどう進化するのか、非常に気になるところだと思います。
この記事では、発表会の内容と感想とともにこれをを踏まえた今後の展開を予想しています。購入を考えている方は参考にして見て頂けると幸いです。
新モデル「popIn Aladdin 2 Plus」の発表会について
popIn株式会社の代表取締役の 程 涛(テイトウ)さんがとても流暢な日本語でお話をされて内容もとても分かりやすいので、ぜひまだ見られていない方はまずは見ていただくと良いと思います。
popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)の新機能
今回、発表されたのはポップインアラジン3ではなく、「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」としており、ポップインアラジン2の延長であり、フルモデルチェンジというよりは、マイナーチェンジに近い内容でした。
マイナーチェンジとはいえ、ポップインアラジン2で改善課題としていた部分が改善しており、完全な上位互換として、より良くなったと見ていいと思います。
変化点については以下にまとめてますが、詳しくは公式のホームページを見た方がわかりやすいと思います。
「popIn Aladdin 2 Plus」と「popIn Aladdin 2」の変化点比較
popIn Aladdin 2 Plus | popIn Aladdin 2 | |
明るさ | 900 ANSIルーメン | 700 ANSIルーメン |
スピーカー | harmen/kardon +Dolby Audio | harmen/kardon |
無線LAN | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
ストレージ | 32GB | 16GB |
起動 | 高速起動モード 約7秒 | 通常起動 約28秒 |
新モデル「popIn Aladdin 2 Plus」のポイント
発表会では「ハードウェア本体は現在の技術でベストアンサー」と仰っており、発表された「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」のサイズやレンズ性能等は変わってなく、見られる画質に関しては、ポップインアラジン2と同じになっています。現在ポップインアラジン2を使っている身からすると画質は今でも最新技術であることは少し安心しました。
一方音質に関しては「Dolby Audio」を採用していて、より臨場感が出てきて、映画などを見ると迫力が増すのではないかと思いました。これはちょっとどんな感じか体感してみたいです。
また「まだポップインアラジンで出来ないことをBluetoothのデバイスを繋いで新たな可能性を実現する」と発言しており、今回Wi-FiとBluetoothをアップグレードしたことで、今後ポップインアラジンと繋げられる新しいデバイスが増えていくことを示唆しています。
さらにソフトウェア面でも「新しいアプリを開発、提供していく」と言うようにそれらをダウンロードできるようにするためにストレージの強化されています。
筆者の使用しているポップインアラジン2では、今出ているアプリを一通り入れている状態で約2/3ほど、容量を使っている状態でした。今後新しいアプリが増えてくると取捨選択が必要になる可能性がありますので、その点「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」は容量アップして余裕が出来ると思います。
起動に関しては「ポップインアラジンのデメリット」の記事でも記載しましたが、立ち上がりが若干遅く公式で約28秒かかるとされていましたが、これが約7秒に短縮されたことは結構大きいと思います。
発表会を視聴した感想
発表会の事前情報として、発表会をするとなった後にポップインアラジン2が公式ホームページで「在庫限りの販売」に切り替わったので、今までのポップインアラジン2と全く違う路線の商品ではなく、ポップインアラジン2に取って変わるような新しい商品が発売するのだろうなとは思いました。
ポップインアラジン2を購入して間もない筆者としては、新しいものが出るとなったことには少し複雑な気持ちになりましたが、発表会では一番重要な「映像の質」の面では今のポップインアラジン2が「現在の技術ではベストアンサー」と言って頂き、今のポップインアラジン2でも十分に高性能であると分かり、安心しました。
また発表直後には、「Aladdin Store(アラジンストア)」に「Disney+(ディズニープラス)」がひそかに追加されるなど、今のユーザーも大事にしてくれてることがとてもいいなと感じました。
ポップインアラジン3への展開予想
ここまでのことを踏まえて、今後「ポップインアラジン3」が出てくるとしたらどういう形になるのかを筆者が勝手に予想してみたいと思います。
本体の小型・軽量化
まず、今回の「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」では、本体のサイズやレンズの性能は全く変わりませんでした。レンズに関しては発表会で「約1億円かけて開発した」と言ってました。「ハードウェア本体は”現在”の技術でベストアンサー」と言ってましたがあくまでも”現在”ということであり、今後の研究技術の革新によって大きく変わる可能性はありそうです。
特に本体のサイズは、普通のシーリングライトと比べるとかなり分厚く、上を見上げるとかなりの存在感があります。また設置するときも普通のシーリングライトと同様に真上に持ち上げてつけますが、真上にモノを上げるというのはウェイトリフティングとかをしている人ではない限り、普段あまり使わない筋肉で結構設置に苦労しました。本体の小型・軽量化は課題として挙がっていそうです。
解像度の向上
「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」の画質は「フルHD 1920 x 1080」でありますが、最新のテレビなどは「4K 3840 x 2160」が一般的になりつつあり、高画質化が進んでいます。映像をよりクリアに映すためには解像度の向上が必要であります。どこまで現在の技術で出来るのかはよくわかりませんが、今後もテレビと対抗していくためには技術向上が必要なところだと思います。
操作性の向上
ポップインアラジンには専用のリモコンが付いていて、基本的にはこれを使って操作します。他の方法としては専用のアプリをダウンロードしてスマートフォンから操作もしくは「リモレス」という専用のスマートスピーカーを購入すると声で操作が可能です。
新しい機器を購入するとリモコンがどんどん増えてきてしまうという欠点があり、また操作方法がモノによって異なるので、使いづらさというのを感じてしまいます。ポップインアラジンで「リモレス」を販売した意図もそういった煩わしさを解消するための手段として考えているのではないかと思います。
今のリモコンだと、文字入力が少しやりづらく、特にサブスクサービスで作品を探すときなどに操作がもう少し簡単だったら良いと思います。今後もっと直感的に操作できるようなコントローラーやユーザーインターフェースがあれば利便性が上がりそうです。
まとめ
この記事では、4/27に行われた「popIn Aladdin 2 Plus」の発表会について取り上げて、筆者の感想を書きました。新モデルを発表したばかりでポップインアラジン3があるとしたらまだまだ先の話かと思いますが、今の「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」でも十分な性能を発揮してくれます。
また現在公式ホームページでは「popIn Aladdin 2(ポップインアラジン2)」の下取りをして、「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」を安く購入できるようになっています。確証はないですが、今後ポップインアラジン3が出たとしたら同じように下取りキャンペーンが出るかもしれません。ポップインアラジン3が出るまで買い控えしている方はひとまず「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2プラス)」を体感してみるのも一つの手かもしれません。
コメント
コメント一覧 (1件)
popInアラジン2を使って居るが大きさは全く気にならない。現状で十分。それよりオーディオの強化とドット欠けの改善。製品寿命を延ばして欲しい。