Fitbit Senseの充電には専用の充電器が必要です。筆者は一年ぐらい使ってましたが、急に接触が悪くなり、充電ができなくなりました。
代わりの新しい充電器を買ったので、壊れた充電器を捨てる前にせっかくなので、分解してみることにしました。結果、予想以上に分解に手こずることになりました。
中がどうなってるかこの記事で解説していきたいと思います。
スマートウォッチFitbit Senseの充電器について
Fitbit Senseの充電する場合には、専用の充電器が必要になります。上図がFitbit Sense本体を購入時に付属されていた純正品の充電器です。4ヵ所に突起が見えると思いますが、この部分をFitbitの充電部に接続されることで充電が開始されます。
Fitbit Senseが充電できなくなった理由
原因について
恐らく原因は、充電の突起部分のうち1ヵ所が潰れてしまったことが原因と思われます。筆者はFitbitを使用して1年ぐらい経ちますが、気づいた時にはこの状態になっており、潰れてしまった理由は分かりません。
潰れたところをペンチで頑張って引っこ抜いて接触するようにしても、すぐに引っ込んでしまいます。正常であれば、バネのように押したら戻ってくるようになっていますが、潰れたところは何故か戻ってこない状態です。
同様の事例は他のユーザーからも報告されている
筆者が使用しているのは初代のFitbit Senseですが、Fitbit Sense2でも同じ充電器を使用しているようで、同様の事例が発生している模様です。
全く充電できなくなってしまったので新しい充電器を購入
純正品をもう一度買うか悩みましたが、同じようにまた壊れる可能性があるなら純正品じゃなくても良いかなと思い、以下を購入しました。ちなみにAmazonの商品コメント欄でも同じように壊れたので新しく買う方が結構いることがわかりました。
約1ヵ月ほど使ってますが、今のところ充電に問題はありません。また経過を見ていきたいと思います。
Fitbit Senseの充電器を分解してみた
裏カバーを外す
見たところでは、ネジ止めなどはなく、縁のところの隙間にマイナスドライバーを入れて、裏側のカバーを外します。
縁に沿うように、マイナスドライバーを押し込んでいく感じで、かなり力を入れる必要があります。
もう元に戻らなくても良いぐらいの気持ちでやらないと開けるのは厳しかったです。
基盤を外す
外したあとの裏側はこのようになってました。四隅には磁石が接着剤でくっついています。
真ん中の基盤がどのようについてるのかがよく分かりません。磁石の部分を外して基盤の下がどう繋がってるか見る必要がありそうです。
磁石の部分を外して中を確かめましたが、どのようにくっついてるかはよく分かりませんでした。
上の方に4つの丸い部分が軸となって充電時の接続部分まで繋がっていそうですが、中はプラスチックで覆われていてどうなってるのか見えません。
どうしょうもなくニッパーで余計なプラスチックをすべて切って基盤だけを取り外しました。
何故か対角線の突起部分だけ残りました。
突起部分を取り外す
バネの役割を果たしているのは、この内部の機構によるものと思われますが、これ以上は分解が難しいのでここで断念。
表面上では突起部分が潰れたパーツとそうでないものとの差が分かりませんでした。
一度壊れたら直すのは難しい
結論としては、一度突起部分が潰れてしまうと自力で直すのは難しそうです。また潰れてしまう原因を発見することはできませんでした。
【まとめ】潰れてしまう原因について考えてみた
推測になりますが、しっかりとスマートウォッチを定位置で固定して充電されるように磁石が4つ、ついてますが、これがかなり強力な磁石になっています。
スマートウォッチを近づけるとパチンと鳴って勢いよく、充電器にくっつくため、毎日のように充電を繰り返してるうちに突起部分が内部で摩耗してしまってるのではないかと思います。充電する際になるべく負荷を減らしてゆっくりと装着すれば、摩耗は抑えられるのではないかと思いました。
ただ、実際のところ本当にそうなっているのか内部の機構を確かめられなかったのは残念です。
コメント
コメント一覧 (1件)
私の充電ケーブルも壊れました。
この記事と同じ位置の接触ピンです。
2021年1月から使用しています。ウォーキングの時だけ使用ですので、酷使している訳ではありません。
構造上から耐久性は無理だと思います。世界で有名?なFitbitにしてはお粗末な設計と思います。
ネット上の記事でも同じ故障が多く見られます。
しょうがないので、敢えて純正品でない充電ケーブルを購入してみます。
この方が中国製のFitbit純正品よりも長持ちするかもしれません。